2018年11月23日
CD曲解説 #1
1. Prologue
曲:どらまさ
どらまさ:ピアノ、シンバル
仰々しくも、序章的なものが欲しくて作った曲です。曲と言っても、Eternityへつなぐ序章ということで、そのイントロのコード進行を繰り返しているだけの単純なループ曲ですが。でも、こういう単純な繰り返しというのは好きなのです。80年代によく聴いた音楽の影響が滲み出ているのではないかと思います。
ピアノは自分で弾いちゃっているため、拙さが目立ちますが(笑)、これはこれで良いかなと。
ジェット機のようなサウンドはシンバルロールです。フランジャーやリバーブなどを深くかけているため、このようなサウンドになっています。他にももっといろいろな楽器を重ねようかとも思いましたが、何とかここで思いとどまった、というところです。
曲:どらまさ
どらまさ:ピアノ、シンバル
仰々しくも、序章的なものが欲しくて作った曲です。曲と言っても、Eternityへつなぐ序章ということで、そのイントロのコード進行を繰り返しているだけの単純なループ曲ですが。でも、こういう単純な繰り返しというのは好きなのです。80年代によく聴いた音楽の影響が滲み出ているのではないかと思います。
ピアノは自分で弾いちゃっているため、拙さが目立ちますが(笑)、これはこれで良いかなと。
ジェット機のようなサウンドはシンバルロールです。フランジャーやリバーブなどを深くかけているため、このようなサウンドになっています。他にももっといろいろな楽器を重ねようかとも思いましたが、何とかここで思いとどまった、というところです。
Posted by Drumasa at
11:45
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2018年11月22日
CD作成
YMOで音楽に目覚め、高橋幸宏氏に憧れドラムを始めたわけですが、大学のサークル、会社の軽音班、ミュージック・スクール、ライブ、そして様々なセッションなどを通じて多くの人と出会い、いろんな音楽を知り、Steve Gadd、Tommy Campbell、Manu Katché、Omar Hakim、Neil Peart、Jeff Pocaro、Bernard Purdie、Vinnie Colaiuta、Harvey Mason、Dave Weckl、Stewart Copeland、Jun Saito、ジョニー吉長、林立夫…その他多くのスーパードラマーに魅了され現在があります。
2012年に念願の自宅スタジオを手に入れることが出来、いつかは自分の作品を作りたいとその機会をうかがっていましたが、2016年、あることをきっかけにレコーディングのためのプロジェクトを立ち上げることを決意しました。
あることとは、いわゆる病気の発覚ですが、まあ、余命宣告(後に解消)されたことで、時間は永遠ではないんだな、という至極当然のことに気付き、やりたいことはできるときにやらなければ、と、これまた単純に思ったわけです。で、そのやりたいことの一つがこれ=自主レコーディングだったということです。
2017年に入り、治療の方向性が見えたことから、さっそく演奏してくれるメンバーを探し始め、手術前の4~5月くらいにだいたいのメンバー、楽曲などを決めました。
6月の手術後、徐々にスタートしていくわけですが、まあこの手術が想像以上に過酷だったため、まずはリハビリが大変でした。ドラムに座れるようになったのが9月頃。ただ、ドラムというのは手足を動かすので、けっこうリハビリに効果的でした。ましてや好きなドラムですから。ドラムというと相当激しい動きと思われる方もいるかもしれませんが、実際は脱力が基本です。例えるなら、全力疾走やマラソン、ジョギングなどではなく、リラックスして一定のテンポで歩くイメージ。それを徐々に継続していく感じです。
そんな感じで、ようやくそれなりにドラムが叩けるように戻ったと感じたのが11月頃で、その頃からリハーサルなどもスタート。そして、12月から翌年(2018年)の1月にかけてドラムと一部のパートを録音しました。ちょうど、ここ最近で一番元気だった頃ですね。
そして1月末の再手術を経て、残りの作業に入ったわけですが、ここからが実に大変でした。まず、残ったパートについては、3,4月にミュージシャンの方に自宅に来てもらって録音したわけですが、私はまともに録音機材の前にずっと座ってられる状態じゃなかったので。みなさん短時間で仕上げてくれたので非常に助かりました。
そして、GW明けから、本格的ミックス作業に入ったわけですが、本格的と言っても、2~3週間に1回、1時間弱再ミックスの作業を行う感じです。本当に集中できるのは30分くらいでしたし、延々と続けても迷路に入り込んでいくだけというのもあります。正解がないので。仮ミックス後、音源をCDに焼いてオーディオで聴いたり、PCで聴いたり、アイフォンで聴いたり。聴く環境で音は違って聞こえます。なので、作業をしない期間は、気が向いたら音源を聴いて修正のイメージをします。そして、気分のいい時に再ミックス。これの繰り返し。そういうのを半年くらいやりました。とにかく正解がないので、最終的にはいかに自分が心地よいか。気になるところをつぶしていく感じです。
そして、スタートしてから約1年経過し、ミックスもこれ以上無理!というところで、完成としました。
苦労したけど、とりあえずできあがりには満足してます。
参加してくれたメンバーは、今までの音楽人生の中で知り合った偉大なミュージシャンの方々。私の我儘にも快く応じて頂きまして本当に感謝しています。
次回から曲解説。




2012年に念願の自宅スタジオを手に入れることが出来、いつかは自分の作品を作りたいとその機会をうかがっていましたが、2016年、あることをきっかけにレコーディングのためのプロジェクトを立ち上げることを決意しました。
あることとは、いわゆる病気の発覚ですが、まあ、余命宣告(後に解消)されたことで、時間は永遠ではないんだな、という至極当然のことに気付き、やりたいことはできるときにやらなければ、と、これまた単純に思ったわけです。で、そのやりたいことの一つがこれ=自主レコーディングだったということです。
2017年に入り、治療の方向性が見えたことから、さっそく演奏してくれるメンバーを探し始め、手術前の4~5月くらいにだいたいのメンバー、楽曲などを決めました。
6月の手術後、徐々にスタートしていくわけですが、まあこの手術が想像以上に過酷だったため、まずはリハビリが大変でした。ドラムに座れるようになったのが9月頃。ただ、ドラムというのは手足を動かすので、けっこうリハビリに効果的でした。ましてや好きなドラムですから。ドラムというと相当激しい動きと思われる方もいるかもしれませんが、実際は脱力が基本です。例えるなら、全力疾走やマラソン、ジョギングなどではなく、リラックスして一定のテンポで歩くイメージ。それを徐々に継続していく感じです。
そんな感じで、ようやくそれなりにドラムが叩けるように戻ったと感じたのが11月頃で、その頃からリハーサルなどもスタート。そして、12月から翌年(2018年)の1月にかけてドラムと一部のパートを録音しました。ちょうど、ここ最近で一番元気だった頃ですね。
そして1月末の再手術を経て、残りの作業に入ったわけですが、ここからが実に大変でした。まず、残ったパートについては、3,4月にミュージシャンの方に自宅に来てもらって録音したわけですが、私はまともに録音機材の前にずっと座ってられる状態じゃなかったので。みなさん短時間で仕上げてくれたので非常に助かりました。
そして、GW明けから、本格的ミックス作業に入ったわけですが、本格的と言っても、2~3週間に1回、1時間弱再ミックスの作業を行う感じです。本当に集中できるのは30分くらいでしたし、延々と続けても迷路に入り込んでいくだけというのもあります。正解がないので。仮ミックス後、音源をCDに焼いてオーディオで聴いたり、PCで聴いたり、アイフォンで聴いたり。聴く環境で音は違って聞こえます。なので、作業をしない期間は、気が向いたら音源を聴いて修正のイメージをします。そして、気分のいい時に再ミックス。これの繰り返し。そういうのを半年くらいやりました。とにかく正解がないので、最終的にはいかに自分が心地よいか。気になるところをつぶしていく感じです。
そして、スタートしてから約1年経過し、ミックスもこれ以上無理!というところで、完成としました。
苦労したけど、とりあえずできあがりには満足してます。
参加してくれたメンバーは、今までの音楽人生の中で知り合った偉大なミュージシャンの方々。私の我儘にも快く応じて頂きまして本当に感謝しています。
次回から曲解説。




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23:21
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