2017年11月04日

OB会

昨日、大学時代のサークルのライブ同窓会があり、大阪に来ました。今その帰り。

すごく盛り上がりました!

うちの世代をほぼ真ん中に前後それぞれ3世代くらいで、数えてないけど50人くらいいたのでは?というくらい集まりました。
卒業して30年近く経つと思いますが、音楽は永遠だと思いました。
とっくに辞めちゃってた人からプロとして活動している人まで、10組以上演奏してましたが、なんとも楽しかったです。
実はこの企画、2年前に始まり、今回2回目でしたが、出演者も増えたし、演奏力もアップしてる感じでしたね。
打ち上げでは、当時あまり話もしたことない先輩や後輩と音楽談義で盛り上がりました。

この企画、これからも続けていかなきゃ。  


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2017年10月24日

最近の活動

最近と言っても、ここしばらくは、手術、入院と活動できない状況にありました。ただ、手術前までは、セッション、サポートなどをやったりしてました。

これがけっこうスキル向上に繋がった感がありますね。

まず、セッション。
セッションと言っても、楽器持って集まって、好きなこと演るのではなく、ボーカルセッションに行ってドラム叩かせてもらってました。
歌いに来る人は、アマチュアからプロまで幅広く、要求もけっこう細かい。しかも、こちらは実はスタンダードほとんど知らない(^^; お金払って歌いに来てる人に対して下手な演奏できないから(こちらもお金払っているのですが)緊張感高まります。
ピアノやベースはプロの方々で、最初は暖かく接してくれますが、こちらも真面目に取り組んでいることがわかってくると、時にはかなり厳しいことも言われるけどいろいろ教えてくれます。
ボーカルと仲良くなると、その人がライブ演る時に飛び入りさせてくれたり、フルで使ってくれることもあります。他の演者はプロで、当然セッションの時よりシビアだし、緊張感はセッションどころじゃないから、かなり鍛えられます。

サポートも鍛えられました。大学のサークルの先輩に数年ぶりに再会し、ご一緒する機会も多いのですが、中でも、その人の組んでたイカ天出演バンドの結成30周年記念ライブを完全トラでお手伝いさせて頂いた時は、すごく楽しかったけど、すごい大変でした。曲が米米クラブ並みにバラエティに富んでいるので覚えるのが大変だったのと、メンバーもプロと活動してた方々も多く、細かい注文が非常に多い。言えばすぐ答えるから言うのだ、できない奴には言わない、などと言っては頂いたものの、こちらも呼んでくださった先輩の手前、やっぱりヘタな演奏できませんから、かなり真摯に取り組ませて頂きました。まぁ、実際その状況を楽しんでいる自分がいましたが。

以上、振り返れば短期間の取り組みではありましたが、血肉となる有意義な時間でしたね。

もうしばらくはゆっくり休むつもりですが、来年春くらいから少しずつ動き出し、夏くらいから本格的に何かできれば、と思う今日この頃です。  


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2017年10月18日

スネア


現在保有しているスネアは5台。

今まで所有したことのあるスネアは65〜70台ですが(^^;
その中で残ったもの。

右から、ヤマハのカスタムオーダー改造、ノーブル&クーリー単板メイプル、ラディックパイオニア、ラディックアクロライト、グレッチ4165。

一番長いのはヤマハ。
一番手を加えているのもヤマハ。
13インチのバーチシェルで深胴だったものをカット、内蔵ミュートを付け、ラグやパーツをグレッチに交換。
ようやく今の自分好みの音になり、自宅用メインです。音圧が控えめなのでライブには不向き。

パイオニアはヴィンテージですが、製作年月日のスタンプが自分の誕生日と全く同じなので手に入れました。ただ、前オーナーが最悪のカバリングにしていたので、張り替えました。いい音するけど、使うことはあまり想定してません。

ノーブル&クーリーは3代目。木胴では最も好きなスネアなんだけど、木目が気に入らないだとか変な理由で前の二台は売りに出してしまいまして(^^;
でも、やっぱり最も使える一台のひとつということであらためて手に入れました。

グレッチはメタルでは最も好きな一台。セットもグレッチなので音もハマるし、パンチもあるし、倍音の響きもきれいだし最高。正直言って、私はラディックよりもグレッチ派です。ちなみに、その他のメーカーは検討すらしないけど(^^;

アクロライトはそういう意味で、好みとは違うけど、とにかく軽いから、ライブ用に一台あると良いかな、というレベル。グレッチのアルミは重量があるし、音も細いので諦めました。これも、手元にないと、あった方がいいなって思うし、あったらあったで、これどっちでもいいや、と断捨離気分になるたびに処分しちゃったりを繰り返し、6か7代目になるのでは。また売っちゃうかも。やっぱりスープラフォニックの方がいいやってなるかもしれない。

今後はだいたいこんな感じで、一部入れ替えがあるかもしれないけど、5台を維持する予定です。  


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2017年10月17日

闘病、そして復活

久しぶりです。
長文失礼。

実は長い間闘病してました。
というか、まだ完全に治っていないから、依然闘病中だ。

どんな病気かというと、一言で言えばガンです。

がーん!!

(笑)

まあ、真面目な話、虫垂がんの腹膜播種というもので、腹膜偽粘液腫とも言うのかな。
非常に珍しい癌で、一年間で発生するのが100万人に一人か二人。
いくら珍し物好きとは言え、厄介なやつを選んでしまいました。

さて、この病気ですが、実は日本で治療できる病院、医師がほとんどいないのです。
実質、現在一人だけ。

この癌、治療するためには病巣の全切除とハイペック療法というものが必要です。
欧米ではすでに主流の治療法なのですが、日本には一箇所しかないのです。
正確には二箇所ですが、いずれも同じ医師が掛け持ちで執刀しているから実質一箇所。
実際、正式に認可されてはいないみたいですね、この治療法。
以前は、新宿にももう一箇所あったのですが、この治療はスタッフが揃っていないとできないため、今は受け付けてません。


さて、この治療、実際に受けれるまでには随分と時間がかかりました。

体調の異変を感じたのは実は数年前に遡るのですが、最初にいい加減な医師の診察を受けたもんだから、実質所見なしということで数年経過してしまいました。ちゃんと調べてもらいたかったけど、調べようがない、と逆ギレされ、自分もめんどくさくなってそのまま。

でも、流石に自分でもやばいかもと思い始めた頃、人間ドックでも要精密検査となり、ここでまた紆余曲折があるのですが、大腸内視鏡検査の結果、ここでようやく癌の疑いが出てきました。
すぐさま大きな病院を紹介され、診察を受け、検査も何回も受けたんだけど、実は不運にもここでもなかなか正確に断定できない状況が続きました。検査の繰り返しです。
ただ、最初に言われたことは、手術できなかった場合は、平均3年です、ってこと。好きなことをやっておきなさいって。はっきり言われた。

正直、自分も家族も手術を望んだけど、でも、なかなか癌が特定できず、手術もできない、挙句には、抗がん剤も効かない、と言われる始末。やむなく複数の病院のセカンドオピニオンもらいました。
東京にある専門病院、超大手さんなどです。
そこでようやく、腹膜偽粘液腫がほぼ確定しました。やっぱり、相当珍しい病気なので断定するのは難しいんですかね。
さて、とりあえず、一応確定したんですが、残念なことに、ここでも手術は不可能と言われました。
そして、その時紹介されたのは、前述の新宿の病院。さっそく電話したけど、前述の通り、門前払いされました。。。
その時点では、実はもう一人の医師の名前はネットで調べて判明していたのだけど、その東京の病院では、研究報告もやっていないし信用できない、と言われて。。。

でも、もう頼れるのはその医師しかいなくて、コンタクトとりました。

そして、なんとか診察の予約取りました。予約を入れて診察受けれるまで3ヶ月くらいかかりました。

ようやく訪れた診察の日。
最後の望みです。
病院はその医師の診察待ちで超混雑です。
結局、新宿がやめちゃったから、その医師に集中してたんですね。
日本中から患者がやって来てました。発生頻度は少ないけど、蓄積されてるんですね。
ちなみに、診察も予約時間から5時間くらい待たされるのも普通です(^^;
他の医師から余命2ヶ月と言われたけど、この先生に手術してもらってもう5年経ちました、今も元気です、なんて方もいらっしゃいました。

さて、実際にあってみると、その医師からは、なんというかオーラを感じました。
診察は簡単。持ち込んだデータ見て、お腹触って、切りましょう、って。
その時、先生からは、大丈夫、切れば治る、って言ってもらいなんともありがたかったです。
家族は涙してました。

そして最初の診察から実際の手術まで約半年。。。

その間も、腸閉塞になったりして、最初の大病院からは手術までもたないんじゃないか、とまで言われました。

まあ、でもなんとか手術受けれました。
今年の6月です。
手術は計2回にわたり、合計約11時間の大手術。
腫瘍が腹部全体に広がってました。
それをゴッドハンドとも言われる先生が削ぎ落とし、ダメな臓器は切除し、とどめのハイペック療法・・・

今、私の腹部には鳩尾から臍の下までちょうど30センチの縦ラインが走ってます。
でも先生はおっしゃった。
全部切ったからと。
20年生存率が95%と。

この先生には大感謝です。
年明けに、もう一回簡単な手術は受けなければならないので完治ではないですが、でも、もう一息。


そしたらドラマー復活です。

ドラマー稼業、長らく休んでましたから。
正確には、一年くらい前までは、かろうじて、家でできるピアノトリオとか、セッション、サポート等負荷のかからないものに限定してました。
正直なところ、ロックとかやるのは厳しかったです。
体力が持たない。
まあ、サポートでやることはあったけど、30分が限界でした(^^;

実際、今後も激しいロックとかは、ちょっと敬遠せざるを得ないかとは考えてますが、でも徐々に本格的に音楽活動復活できればと思ってます。
来年の夏、これを一つのターゲットとして復活ライブやりたいです。


当面は、家でできる、自分の曲を録音するプロジェクト等を立ち上げつつ、ピアノトリオを徐々に復活させていく、ということになろうかと思います。

会社にも(条件付きですが)今月の頭から復帰したので、徐々にですが、こちらも前の生活に戻っていくでしょう。


私の復活ストーリー、今後も色々と書いていきたいと思います。  


Posted by Drumasa at 20:35Comments(0)日常